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2018.02 91号
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2018年2月号特集 雪の古湯 文学散歩
中国・秦の始皇帝の命により不老不死の霊薬を求めて日本に渡ったという伝説の人物「徐福」が発見したとされる「古湯温泉」。山間の渓谷沿いに宿が密集する温泉街を通るたびに気になっていたのが、文学碑の案内板だ。街の手前にある雄淵雌淵には現代中国の高名な文学者・郭沫若(まつじゃく)。温泉街には近代日本歌壇の代表的人物・斎藤茂吉。そして推理小説の巨匠・笹沢左保の記念館もある。なぜ文豪たちは古湯を愛したのか。雪の古湯を散歩した。
小説「望郷の道」の舞台
夭折の天才歌人・原初枝
推理小説の大家・笹沢左保
中国の大作家・郭沫若
日本歌壇の重鎮・斎藤茂吉