2012年8月号特集 次のステップへ
モテモテさがは、佐賀を面白くする小さなマスメディアとして、これまで歴史や文化、人物、
いろいろな活動などを紹介してきた。2周年を迎えるにあたり、さらに「佐賀に欠かせない」
みなさんから愛されるフリーマガジンとなるべく「次のステップ」をテーマに、いくつもの壁を
乗り越えてきた経験を持つ人に話を聞いた。
今月AKB48を「卒業」する前田敦子さん。佐賀との接点は少ないが、今最も「次のステップ」が
注目されている一人ということができるだろう。前田さんにはこれまでの思い出や、今後目指すものなどを聞いた。
「期待に全力で応えたい」と語る前田さんの真摯な態度には、国民的アイドルのセンターというポジションを
「卒業」しても揺るがない自信を感じた。
一歩一歩階段を上るように、挑戦を積み重ねた人は佐賀にもいる。2014年に開催されるソチ五輪での金メダルを
目指すプロスノーボーダー加藤彩也香さん(19)。佐賀出身、国内に公式戦がない種目、大けがなど、たくさんの
試練を乗り越えて、今シーズンからワールドカップに挑戦する。
iPadアプリなどを開発する株式会社センターウェーブ代表取締役・武藤樹一郎さん(37)はアメリカでの生活を経て
独特のアプローチで次の波に備えている。
靴工房ジャンボを展開する株式会社ティックワールド代表取締役の田村繁幸さん(75)はオイルショックや阪神・
淡路大震災など予期せぬアクシデントをくぐり抜けた経験から、佐賀という場所の未来について語ってもらった。
先行きが不安な時代だからこそ、これまでの流れに身を任せるわけにはいかない。勇気を持って次のステップへ。
佐賀を面白くするための地道な一歩になれば良いと思っている。